参加者:7名。内、お試し山行4名
★久々にリーダーをやった当方はルート選定に大いに悩む。。。
通常のルートだと
大月駅→岩殿山→稚児落とし→大月駅
の順番の周回ルートが一般的であるが、このルートだと岩殿山に早く着きすぎ、ランチタイムが早くなりすぎるという欠点があるため、逆ルートをとる。つまり
大月駅→稚児落とし→岩殿山→大月駅
しかしこのルートのだと、大月駅から登山口まで延々と公道を歩く事となり「飽きるのでは?」と思うのと、今度はランチタイムが遅くなりすぎるのでは?という点が心配。
結局、逆ルートにて9:50大月駅よりスタート致しました。
よってしばらくは、公道を歩き進みます。
ただし「良いウォーミングアップになった」との意見もあり、やれやれ。
登山道に入ると、すぐに急坂となり鎖場も現れました。
今回のお試し山行の参加メンバーでは、鎖場経験のない方もおられました。
山行リーダーの当方としては、メンバーへ鎖場がある旨を伝えておらず、反省しております。
スタートより約1時間にて稚児落としに到着。ここまでは予定していた時間より早く着き順調順調。
稚児落としとは、武田信玄・勝頼に仕えた、岩殿城城主 小山田信茂の側室が、織田信長に岩殿城を攻められ、脱出をしている際に連れてきた子供が泣き喚いたがために、敵の発見を恐れて、岩殿山の断崖に子供を投げ込んだというお話。
まぁ、こういった歴史的な話を抜きにしても、この断崖絶壁を見ているだけで、岩に癒されます。
さて、先に進みます。
11:21、今回のコースの中間地点と思われる天神山に到着。
この山は特に眺望が良いというわけではなく、単に通過点でしかありません。
鎖場通過中。



特に写真には写っていないのですが、我々が鎖場を通過に伴い、登山道を占領しており他のパーティーを待たせてしまい、渋滞を引き起こしてしまいました。
今回、逆コースを取ったために、鎖場を登るのではなく、下ることとなり、鎖場の難易度を上げてしまったかも知れず。
2か所の鎖場の通過の後、延々と階段の登りが待っておりました。本当にSな登山?
まもなく、岩殿山の山頂です。
当初、計画より早いペースでしたが、鎖場で時間がかかり、計画通りの時間となる。
そうなると「お腹空いた」的な発言が飛び出し始める。もうちょっとだよ。
ってなわけで12:47、岩殿山に到着致しました。記念撮影です。
山梨百名山の一座であり秀麗富嶽十二景(大月市が選定した大月市内の山で富士山が綺麗に見えるスポット)の一つでもあります。
広々とした山頂です。残念なことに桜はほぼ散っておりました。
ようやくランチタイム。
メンバーの一人がチョコレートフォンデュを振る舞って頂きました。
フルーツにチョコレートー付けていただきます。
おいしかったです。
さて、ランチタイム終了後、下山開始前に最高地点に行ってみました。
先ほどの集合写真は山頂でありますが、最高地点ではありません。
山梨百名山の特徴の一つ、眺望が良いところを「山頂」とするが「最高地点」は別にあるというのが特徴ですので、最高地点に行ってみると、TV電波施設など人工物がたくさんあり、面白みにかけるのであります。
そんなこんなで、14:38大月駅に下山し、お約束の信玄餅を食べ、終了と致しました。
今回は久々のリーダーをしたのだが色々と反省点あり。
ただ、事故なく怪我なく下山できたことにより、結果よしと致します。
次回も鎖場の多い山行を計画致します♪
kisud@