2015年11月8日日曜日

11/3皇海山

■コースタイム
9:10皇海橋→二俣→0:50~11:05不動沢のコル→12:00~12:50皇海山→13:30~13:35不動沢のコル→二俣→14:50皇海橋           

日帰りで皇海山(すかいさん)に登ってきました。

「日本百名山」の作者の深田久弥が登った栃木県側からのコースは行動時間が長い上、鎖場等の難所が多く、薮漕ぎもあったりと私達には難しすぎたので、群馬県側からのコースです。

こちらのコースは行動時間が5時間強と短いですが、登山口の皇海橋に至るまでの林道がダートで通過までに1時間30分程かかってしまいました。
ネットでは「登山自体より林道の移動の方が体力を消耗する」との評判でしたが、まさしくその通りでした。

何度か沢を渡渉した後、水が流れなくなった沢を登っていきました。


不動沢のコルの手前の急坂が歩きにくかったです(特に下り)。


不動沢のコルからは鋸山がよく見えました。


山頂まで樹林帯が続きますが眺めの良い場所もありました。


山に行くと登山口に遭難への注意を促す表示を見かけますが、皇海山では登山口はもちろんのこと、途中にも何か所かあり表示の多さに驚きました。
個人山行では単独行動が多いので耳が痛いです。

  
     

不動沢のコルから山頂に向かっている途中に山頂方面に向かうヘリの音が・・・。
その後ヘリは鋸山方面に移動した後、消えました。
後で他の登山者に聞いたところ、山頂で体調が悪くなった人を救助した後、鋸山での遭難者を救助した、とのことでした。
「山岳遭難多発」は本当でした。

山頂の手前には庚申講中による立派な青銅の剣が奉納されていました。


皇海山の山頂に到着。


眺望が悪く、「日本百名山一地味な山」という評判はうそではなかったです。
皇海山は渡良瀬川の水源でもあります。


下山後は往路と同じダートの林道を走り、温泉に寄って帰路につきました。

個人で行くとなると運転や金銭面で難しいので皇海山に登るのは数年後かと思っていましたが、仲間のおかげで早く登ることができたので本当によかったです。