日時:2013年3月30日(土)~3月31日(日)
参加者:Wさん、matsuko
コース:【1日目】10:30親川バス停~13:19丹波天平~14:00サオラ峠~16:30三条の湯
【2日目】7:00三条の湯~9:45三条ダルミ~10:36雲取山山頂~11:25雲取山山頂出発~14:26小袖~14:45鴨沢バス停
今回は、顧問の先生おススメコースに行ってきました。
雲取山は鴨沢もしくは三峰神社から登頂する人が多いようですが、今回は人の少ない天平尾根を使ってみました。
奥多摩駅で待ち合わせして、バスに乗ってスタート地点の親川バス停へ。
親川バス停で降りたのは、私たち2人だけでした。
身支度をして、出発です!
里には菜の花、春ですね。
電灯の上には丹波のゆるキャラ・タバスキーが乗ってます。
少し杉の植林の中を歩きます。すると・・・・廃屋がいくつか残っている場所に出ました。
比較的きれいめな廃屋を写真に撮りました。
いかにも廃屋って感じの家は、怖くて写真に撮れませんでした。
そこを抜けて、暫らく植林の中を歩きます。
杉が無くなり、尾根に取りつくと、ゆったりした尾根散歩の始まりです・・・が、霧が濃い。
尾根散歩で見つけた面白いもの。松ぼっくりから、松の芽が生えてました。
ツチグリも見つけました!!
霧の中、広い尾根を歩きます。赤テープや標識は頻繁に付けられているので、迷う事はないかと思いますが、ある程度、注意を払ったほうが良いと思います。
霧の丹波天平に到着!
雑木と唐松の尾根道を歩きます。静寂が沁み渡りますが・・・ずっと2人でトークしていたような。
サオラ峠以降は、徐々に谷筋に降りて行きます。
所々、沢を渡ります。木の橋がかけてあるのですが、matsukoは橋が怖くてたまりません。
橋の度にコワイイヤダとぐすります。
三条の湯に近付くと、色々な植物が目に付きます。大きなエイザンスミレを見ました。
これはハナネコノメ。上手く写せなかったけど、可愛かったです!
幾多の(?)橋を乗り越え、三条の湯に到着しました。
ちなみに、ここに来るまで、私たち以外に登山者はだれもいませんでした。
静かな登山がお好きな方には、お勧めなコースかと思います。
三条の湯は温泉が名物。2回も入浴して、温泉を満喫しました。
翌日、まずは三条ダルミに向かって歩きます。平坦な道と、登りを繰り返します。
道に氷のようなものが落ちているなと思ったら、木々に付いた霧氷が落ちてきたものでした。
歩くたびに、シャリシャリと音を立てます。
高度を上げるにつれ、霧氷のかけらで道が埋め尽くされて行きます。まるで雪が降っているようでした。
三条ダルミからは、雲取山山頂まで40分程の直登。matsukoがグロッキーだったので、写真はないですが、直径5~10センチぐらいの霧氷の塊が降り注ぎます。当たると結構、痛いです。
登りが終わり、いよいよ雲取山山頂!
なにも見えませんね。山頂の避難小屋でお昼休憩をします。小屋内の温度は3℃。
Wさんの作った雑炊が、ピリ辛でおいしかったです。
お昼を食べているときに、三条の湯で一緒だったパーティも来たので、雑談しつつ、ゆっくりお茶を飲みます。
1時間程、お昼休憩を取ったのでバスの時間もあるし、頑張って下山します。
下山していると、少し霧が晴れてきました。
七つ石小屋に立ち寄ったのですが、そこで中学生ぐらいの男の子が薪作りを手伝ってました。
なんでも、今年の成人の日(大雪が降った日)に、雲取山荘で一人でテン泊してたとか・・・。
スバラシイ山男っぷりです。将来が楽しみです。
その後、霧の深い雑木林や杉林の中を黙々と下ります。
鴨沢バス停近くになると、登山道はすっかり春めいてきました。控えめに咲くヤマザクラを見ていると、半日前に霧氷のかけらが降る中を歩いていたのが不思議に思われます。
無事に下山した後は、奥多摩駅近くの温泉で汗を流し、帰宅しました。